指導者のバイブル
先ず初めに、個人で上手くなりたいからと

本書を購入しても使えないから注意が必要です。（対複数人のメニュー）


図解式で練習の意図が分かりやすいのですぐに使えるメニューが多い。

小学生の低学年から高校生まで幅広く使えますので

是非、監督やコーチに読んでもらいたいです。







あくまでもバルサ流
　筆者が追求する戦略的ピリオダイゼーション理論にもとづいた練習メニューを紹介した本。練習していることが習慣化し、試合では習慣化したことしか発揮できないという考え方は非常に理解できる。ただし紹介されている練習メニューがよい習慣を身につけるものばかりかと言われるとうーん・・・。

　筆者はバルサで修行し、日本スクールでコーチをしている人なので、「バルサ流」と名乗ってもいいんでしょうけど、シャビやイニエスタを育てたわけではないし、このメニューでシャビやイニエスタが育つかといえば・・・。

　中を見てからのご購入をお薦めします。　

少し残念
PTPの解説が少ないので聞きなれていない人には「バルサでやってる練習か」と思われて

しまいそうで少し残念ですね。

「バルサ」とタイトルに入ってしまっているのでブランド的に購入する人も多そうで

その点も少し残念です。


PTPに関してもう少し解説があっても良い気がしました。

理念を理解して練習メニューを見ればよりいっそう魅力的な練習に見えます。

そういう意味では著者が出している『テクニックはあるがサッカーは下手な日本人』

という書籍と両方読めば☆5つだと思います。