オシムたれ
オシムの考えを初めて知り、オシムのままワールドカップを臨めないことが残念で仕方ない。

オシムであれば今とメンバーが違っていただろうし本田も使わないかも。

オシムが、オランダやデンマークの対策(分析)を試みているところ、

遠藤や中村の弱点を述べてるところが興味深い。

岡田監督や選手たちがこの本を読んでくれることを望む。

オシムの考え
オシム前日本代表監督がW杯前に日本代表に対する課題等をあげています。

日本代表の向かうべき姿というのが書かれており、面白い一冊です。

また、オシム監督の頃の日本代表の試合を見るのが好きだったのですが、この本を読んで理由が分かったように感じました。

今の日本代表の試合を見る上で、参考となる一冊でした。

歯切れが悪かったような……。
オシムとしては切れが悪いほうだろう。

もっとズバッと言っていい。


そもそも、オシムは予想を口にすることを嫌う。

新聞にしろ雑誌にテレビにしろ、

「戦前の予想には意味がない」と、

よく言っていた人である。そう考えれば、

この時期の出版に歯切れが悪くなるのも当然か。

だから記者連中は苦労していたわけだし。


ただ、オシム独特の言い回し、考えが随所に見られ、

日本代表（あるいは日本人）の弱点も的確に突いている。

「この人が日本代表の監督のままだったら……」

と思わずにはいられない一冊である。


だって、岡田の本なんか出ても誰が買うの？