手ごろな入門書
「入門」という名の通り、手ごろな入門書である。

小学生でも読めるようにルビが振ってあるが

どちらかと言うと、類書が見当たらない

指導者の方に有効かもしれない。


文字を極力押さえ、図よりも理解しやすい

カラー連続写真が解説の中心になっているので

小学校中学年でも敬遠することは無いだろう。


しかし丁寧なだけに、個人でも練習できる

基本的な内容にとどまっているので

チームプレイや試合に出始めたら、

『確実に上達するミニバスケットボール』

など中級の本に移るべきだろう。

基礎
ミニバスケの基礎をたくさんの写真を交えて丁寧に教えてくれる

本です。ミニバスケなだけに練習ドリルなどはほぼなく、とにかく

これは覚えないとバスケにならないよということだけに的を

搾っています。キャッチ、ドリブル、パス、シュート、ディフェンス

ピボットなどを流れる写真で説明し、注意点を書いてくれています。

ミニバスケといえば小学生が対象ですが、学年で体の大きさもかなり

違うし、技術もやった年数で相当な開きがあります。

この本が役立つのは、まさにこれからバスケをはじめる子たちを

教えるのにではないでしょうか？もちろん、できるようになった

子たちを修整するのにも使えなくはないですが。

あと所々にコートの名称やルールなどを書いてくれています。

中々いいと思います。